RFID(ICタグ)導入に際して、当社の特徴
~比較的小規模の小売業・製造業様向けに~
- 導入コストを抑え、導入へのハードルを下げてお気軽に運用いただきます。
- 大手企業が導入しているような大規模システムソフトではなく、導入目的を明確に絞り込み、小規模事業主向けに自社開発した管理システムソフトにより、導入コストを下げて提供いたします。
- また、操作し易い機器と管理し易いシステムを事業主様と創り上げていきます。
- 提供地域を限定して、事業主様の要望などを積極的に取り入れていきたいと考えています。
RFID(ICタグ)で出来ること
棚卸作業が劇的に短縮・人件費が劇的に削減
ICタグを貼っている物品を一括して読み取りできるため、作業時間を劇的に短縮できます。
以前の様に1枚ずつバーコードを読み取る必要はないので、棚卸業務等の時間を1/10に削減することも可能です。そのため、棚卸作業に費やしていた人件費も削減する事が可能です。
棚卸作業が正確におこなえる
会計レベルの商品数と実質の商品数の差を縮める
RFID(ICタグ)で読み取ることで読取りミスをなくします。現物と台帳の数のズレをなくし、資産管理を正確にします。
必要なモノが素早く見つかる・モノの紛失を防ぐ
RFID(ICタグ)在庫管理の特徴の一つでバーコード在庫管理では実現できない機能「探索機能」を使って、今必要なモノを確実に探し出すことができます。RFID式ハンディターミナルに商品名を入力して電波を飛ばしながら調査を行う事が可能です。そのため、モノの紛失を防ぐ事ができる。
リアルタイムで在庫管理ができ、売れ筋の商品注文のタイミングを逃さない。
品質管理
RFID(ICタグ)に消費期限、賞味期限の情報を入れる事で、ヒトによる目視での確認ミスを軽減し、適切な在庫調整が可能となり、昨今問題となっている食品ロスも減らせます。また、生産地、生産者の情報管理もできます。
RFIDの仕組みとは
一度に読み取れる範囲が広い
従来のバーコードの場合、バーコードリーダーをタグに近付ける必要がありますが、RFID(ICタグ)は電波を使うため、読み取れる範囲が広く、数メートル離れていても情報を読み取ることができます。
複数タグの情報を一括で読み取れる
バーコードの場合、商品一つ一つを読み取る必要がありますが、RFID(ICタグ)では複数タグの情報を一括で読み取ることが可能です。梱包内の商品や棚全体の商品も識別することが可能です。
シンプルな使い方
一括でモノを読み取る
RFIDハンディリーダーで、商品やダンボールなどに貼ったICタグを一括で読み取ります。
CSVが自動で生成される
読取り完了後、モバイル端末内にCSVファイルが自動生成されます。
情報をCSV方式でPCに取り込む
モバイル端末をPCに接続し(USB、WI-FI)、CSVファイルを取り込みます。
PCに取込んだ情報を管理システムソフト等で活用する
管理システムソフトへインポートし、商品管理をおこなう。(棚卸・品質管理など)
RFID導入価格について
RFIDを使った運用を行う際に必要となるアイテムは、主に以下の4つです。(プリンターは無くても可能)
-
ICタグ(情報を書き込んだモノ)
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ハンディリーダー(情報を読み取る)
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専用アプリケーション(読み取ったデータをPCで処理するソフト)
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プリンター(目視でも確認できるために情報を印刷)
以上の4つを新たに導入するとなると、導入コストは平均150~200万円程度必要とお考えください。
では、導入前と導入後のランニングコスト(費用対効果)を考えてみましょう。
<作業の条件>
・アイテム数:10,000点
・人件費:1人あたり1,500円/時間
1回の棚卸にかかるコスト
【導入前】3名で6時間(合計:18時間に相当) 合計:27,000円
↓
【導入後】1名で1時間(合計:1時間に相当) 合計:1,500円
棚卸サイクル:年間12回(月1回)
【導入前】18時間 × 1,500円 × 12回 合計:324,000円
↓
【導入後】1時間 × 1,500円 × 12回 合計:1,500円
コスト削減額:322,500円 ⇒ 5年間のコスト削減額:1,612,500円
※この結果、大変面倒で負担となっていた棚卸作業が改善し、なおかつ人件費は「約94.4%」削減することができました。導入コストがかかるRFIDですが、継続して運用したランニングコストを考えると、大きな費用対効果が得られることになります。
初期導入費用は、リース契約が可能です。詳しくはご相談ください。
営業範囲
和歌山、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、三重
※その他の地域の方はご相談ください
RFID導入に当たっての注意点
バーコードに比べて1枚当たりのコストが高い
例えば、シールにバーコードを印刷しただけのものと、ICタグを埋め込んだRFIDシールでは、1枚当たりのコストが高くなります。RFIDコスト高は、種類にもよりますが従来使用のものとは差が出ます。
環境により読取り精度が変わる
電波により読取りするので、利用場所で読取り精度が変化します。金属や水や液体の近くでは読取り精度が極端に低下します。また、ヒト、無線LAN、場所の形状でも変化しますので、事前に検証が必要となります。
読取り作業を過信しないこと
ICタグ情報を一括で読み取ることができるため、棚卸業務などを行った場合、万が一読み取り漏れがあったとしてもそれに気付かない可能性があります。RFID導入に際して、管理ルールを作り、徹底させる環境が必要となります。
電波法の申請
UHF帯RFIDリーダーにおきまして、1W以下の電波出力をもつタイプは、総務省へ構内無線局の申請が必要となります。申請に関しましては、当社よりアドバイスさせていただきます。